すごく昔に紹介したスマートウォッチの会社がこのたび買収されることがきまりました。
とても悲しい、制作のなかむらです。
先日、寝る前にテレビを見ておりました所なんとも恐ろしいニュースがやっておりましたのでこちらで共有させて頂ければと思います。
聞いたことくらいはあるかもしれない、この単語
ランサムウェア
誰しもパソコンを使うなら怯えるであろう、ウィルスのお話です。
なかむらもウィルスに関してはぼうけんのしょが消えるあの音楽レベルのトラウマです。
このランサムウェア、爆速で流行しているようです。
日本語訳すると「身代金要求型ウィルス」
このウィルスに感染するとパソコンだとファイルが片っ端から暗号化され、見れなくなってしまい、スマホの場合は一切の操作を受け付けなくなるそうな。
(画面にはあと●●時間でデータ消しますよ!みたいな脅し文句がでてくるようです)
「パソコン、スマホの中のデータを返して欲しければお金を払え!」という何とも恐ろしいウィルスです。
しかもお金は若干高いけれど払えない額じゃない「データがなくなる位なら払うかー・・・」と思っちゃう、微妙な額。
(テレビでやっていたのは相場が1万円位、パソコンの方は2万円くらいの値段を提示されていました。しかもi●unesカードやウェブマネーで払わせるパターンもあるようです。その方が足がつきにくいからですね。恐ろしい。)
日本はとにかく他の国に比べパソコンユーザーが多い割にはパソコンに対してセキュリティ意識が低く、お金も持っている為絶好のカモになっているようです。
しかもタチが悪いことにお金を払っても解除されるかどうかは相手次第。
さらに「こいつは金を払う」と烙印を押され、別の犯罪に巻き込まれてしまう可能性だって考えられます。
今すぐ自分のデータのバックアップ全部とりたくなりますね。
【余談】自分のセキュリティ意識がどんなものか挑戦する方はこちら↓
カスペルスキー様の「ネット常識力」テスト。
なかむら割と正直に答えた所、150点中89点しか取れませんでした・・・。
まず、巻き込まれないためにどうすればいいのか。
・ウィルス対策ソフトを有効にしておく、常に最新版になるよう更新しておく。
(入れていても動いていない、更新していないであれば当然意味のないものになります。)
・電子メールの添付ファイルは拡張子の表示をしておく。メールの添付ファイルはぽいぽい開かない
(添付ファイルが「exe」とかになってると明らかに怪しいことが事前にわかりますよね。
添付ファイルの名前はさも開きそうな「請求書」や「督促状」みたいになっていたりもするそうです。)
・信用できないサイトには接続しない
(これが難しい所ですがテレビでやっていたのはグルメサイトからの感染でした。URLにご注意するしかないですかね…)
・バックアップはマメにとっておく
(Windows10には定期的にふぉるだやらファイルをバックアップしておいてくれるありがたい機能が備わっています。
「Windows10 定期バックアップ」で検索検索!)
・(iphoneだとあまり無いとは思いますが)いわゆる野良アプリ(公式アプリ以外のダウンロードサイトに落ちているアプリ)をダウンロードしない、インストールしない。
・サポートが切れているブラウザ、OSを利用しない。
(サポートが切れているということはセキュリティに問題があっても修正されないことを意味します)
などの対策があります。
では実際に感染してしまったらどうするのか。
・データの復元ツールを試してみる
・警察へ駆け込む
・パソコンショップへ駆け込む
・諦める
等の方法があります。
感染前に取れる手段に比べてこの脆弱な回答・・・
いかに事前に防ぐかが重要な事かわかります。
テレビを見てもあまり面白くないからネットでも・・・・、と年末年始、ネットを利用する皆様、
どうかセキュリティ対策を万全に、良い年末年始をお過ごしください。
それでは、また来年!