スタッフのつぶやき

「何となく」で使い回しがちなコピーライトについて考えてみた。

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こんにちは、ワタナベです!

先日今年初のライブ参戦、ライブ初めをしてきました。
バンドの方はすでにライブ初めは済ませていましたが、ワンマンは初だったのでとても濃いライブでした。
来月はバンドの周年記念のワンマンがあるのでとても楽しみです(‘ω’)ノ

 

今回は何となくで使い回しがちなコピーライトについて書いていきます。

コピーライトとは?

著作権(ちょさくけん、英語: copyright、コピーライト)は、知的財産権の一種であり、美術、音楽、文芸、学術など作者の思想や感情が表現された著作物を対象とした権利である。このうち著作者の権利は、財産的権利と、人格的権利に分類され、とりわけ著作財産権は狭義の著作権と同義とされる。また、著作物を伝達する者に付与される権利も最広義の著作権の概念に含まれる。

出典:Wikipedia

Webサイトだとフッターに表記してある、

Copyright © 2020 XXXX inc. All Rights Reserved.

↑のようなテキストがよく見かけるコピーライトになります。

実は表示は必須じゃない!

日本では著作物を作った時点で著作物は著作権で守られるため、コピーライトを必ず記載する必要はありません。
これは日本が加盟している著作権条約に関係しているのですが今回は割愛します。
「万国著作権条約」と「ベルヌ条約」と言うのですが、気になる方は是非調べてみてください。

なぜ多くの著作物にコピーライトが記載してあることが多いのか?

これは簡単に言うと、

・著作権者を明記することで、無断コピー・転載など著作権侵害の抑止力とする。

・慣習的に、記載するものとして書いている。

だと思われます。

著作権者を明記することで、無断コピー・転載など著作権侵害の抑止力とする

先ほど述べた通り、コピーライトを記載しなくとも著作物は法律で守られています。
しかし、あえて記載することにより「このサイトは著作権で守られている」という印象をユーザーに持たせることができます。

たしかに記載が無いよりは効果があるかもしれません。

慣習的に、記載するものとして書いている。

大体のサイトに記載してあり、「そういうもの」として記載し続けられているのだと思います。
なのでコピーしてテキトーに使い回しがちです(;^ω^)

コピーライトの書き方

コピーしてなんとなく記載してる~って方が多いかもしれませんが、ここでコピーライトの書き方を見ていきましょう。

まず必ず必要なものが、

① ©または(C)(著作権マーク)

② 著作物の発行年

③ 著作権者の名前(企業名・団体名・個人名)

の3つのみになります。

で、よく見かけるのがこんな感じのコピーライト

Copyright © 2008-2020 D-Grip System inc. All Rights Reserved.

この表記でも、必要なものが入っているので問題はありませんが、ここから不要なものを取り除きよりコンパクトな表記にすることが出来ます。

Copyright ©は©のみに

「©」で「コピーライト」を表しているので、「Copyright ©」だと重複していることになります。
なのでこの場合、「©」のみにしましょう。

ちなみに(C)でも©と同じ効果があるので、お好み・適材適所で。

著作物の発行年だけでOK

「2008-2020」と著作物の発行年 – 著作物の更新年で書いてある場合がありますが、「– 著作物の更新年」はあってもなくてもどちらでも大丈夫です。
発行年は必ず必要なのでお忘れなく。

実は一番不要な「All Rights Reserved.」

なんか一番いりそうなこの英文。実はあっても意味がないそうなので省いてしまって大丈夫です。

詳しく知りたい方はこちらから↓

 

 

そして必要なものだけ記載したコピーライトがこちら↓↓↓

Copyright © 2008-2020 D-Grip System inc. All Rights Reserved.

© 2008 D-Grip System inc.

必要なものだけにするとこんなに短くなりました。スッキリ!
ちなみに記述の順番は前後可能です。お好みで。

 

おまけ

【Inc.】【Co.,Ltd.】【Corp.】

コピーライトの会社名が英語表記の場合、会社名の後に↑がついていますね。
様々な種類がありますが、これはぶっちゃけどれを使ってもあまり変わりありません。
が、意味を知った上で、最も適したものを選ぶのが一番良いのかなと思います。

※ただし、英文登記した正式な会社名がある場合はそれに沿ったものを使いましょう。

写真やイラスト

あまり見かけませんが、写真やイラスト等にコピーライトを記載する際も、Webサイトと同じく「© 発行年 著作権者.」の表記が必要となります。

わざわざ堅苦しい表記をするのもあれですし、イラストの場合だと手書きのサイン(名前のみ)とかで代用する人が多い気がしますね。

興味深かった記事

この記事では「Copyright © 2008 D-Grip System inc. All Rights Reserved.」という表記がオススメされています。
理由を言ってしまいますと「著作権侵害のリスクを極力低減するため」なのですが、詳しくは記事の方をご覧ください(‘ω’)ノ

 

 

そんな感じでコピーライトについて考えてみました。
色々調べた結果、必ず記載しなければならない項目はあるものの、どの書き方が正しいとかは無いのだなあと感じました。
皆様も著作物に合ったコピーライトを考えて書いてみるのはいかがですか?(‘ω’)ノ

 

↓参考にさせて頂いた記事です。ありがとうございましたm(__)m

 

それではまた次回。ご閲覧ありがとうございました!

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