置換は業務効率化の基本です。
この業界で一番声に出してはいけない単語だと思うのですが、私の知り合いに置換のプロが居ります。
置換マスターです。
置換とは、あるものをあるものに置き換えると言う意味です。
規則性や法則性のあるものをまとめてどーんと変えることを「一括置換」と呼びますがこれも置換と呼ぶことが多いです(私だけだったらどうしよう)
先日47都道府県が並んだテキスト
北海道・青森・岩手・宮城・福島・・・(略)・・・鹿児島・沖縄
と、都道府県の間に点の入ったテキストを
”北海道” ”青森” “岩手” “宮城”・・・(略)・・・”鹿児島” “沖縄“
都道府県をダブルクォーテーションで囲み、さらに都道府県の間にスペースを入れる
書き換える事案が発生しました。
これ、なんとか置換できないかなぁと思っていたのですが、皆さんはお分かりになりますか?
この場合は、元のテキストにある「・」を「” ”」(ダブルクォーテーション、半角スペース、ダブルクォーテーション)で一括置換すれば実は作業は5秒で終わります。
この法則だと「北海道」の頭と「沖縄」の最後にダブルクォーテーションはつかないのでそこだけ手動でちゃいっとダブルクォーテーションを付けます。
一つ一つにダブルクォーテーションやスペースを付けていくのは置換のプロから言わせると「え?なに?仕事さぼってるの?」だそうです。
(さぼっていてすいませんでした)
一定の法則さえあれば、ちょこまかと手で直すよりは断然作業が楽になるのです。
置換…ぜひマスターしたい…!
じゃあ例えば出来上がったテキスト
”北海道” ”青森” “岩手” “宮城”・・・(略)・・・”鹿児島” “沖縄“
に「県」を付けたい時はどうすればいいでしょうか。
大阪、京都、北海道は除外するにしても。
正解は「” ”」(ダブルクォーテーション、半角スペース、ダブルクォーテーション)を
「県” ”」で一括置換後、除外する所の県だけ消す、です。
(正解という書き方も違う気がするのですが最短ルート)
置換をする人としない人、作業の速度が全然違いますね。
私なら「県」をコピーしておいて最後にペタペタペーストしそうです。
これもプロに言わせると仕事サボってるでしょう、すみません。
じゃあ最後に
「北海道青森岩手宮城・・(略)・・・鹿児島沖縄」
スペースも無く一覧で送られてくる容赦のないテキスト。
これを
”北海道” ”青森” “岩手” “宮城”・・・(略)・・・”鹿児島” “沖縄“
(ダブルクォーテーション、スペース、ダブルクォーテーション)
にするのに一番手っ取り早いのはどうすれば良いか分かりますか?
柔軟に考える、私非常に苦手です。
私なら諦めて手でポチポチやっちゃいそうです。
正解は次回に。
それではまた次回。
(ちなみにコピペだって業務効率化に役立ちます。因みに私は今日このブログを書くのに「ダブルクォーテーション」という単語を全てコピペで貼り付けていました。秒の節約…)