スタッフのつぶやき

百花繚乱 御所ゆかりの絵画

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こんにちは、ワタナベです。

先日、東京国立博物館で開催されている特別展、「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」へ行ってきました。
天皇ご一家が鑑賞されたとニュースにもなっておりましたね。

こちらの特別展では、100面を超える華やかな障壁画、信仰の歴史を物語る歴代天皇による書や、平安時代後期の仏像を代表する「五大明王像」など、密教美術の名品を見ることができます。(特別展サイトより引用

 

障壁画はとても美しく見ごたえがあります。

▲重要文化財 紅白梅図

▲重要文化財 松鷹図(前期展示[~2/16]のみ)

▲重要文化財 野兎図

 

こちらは正寝殿雪の間の雪景山水図襖の引手金具。

中央に徳川家の紋、周囲に皇室ゆかりの菊花を配し、細部まで豪華な金具でした。

 

こちらは通常は非公開の重要文化財「正寝殿(客殿)」のうち、歴代門跡の執務室であった「御冠の間」を再現した展示です。

原寸再現となっており、ここは後宇多法皇が院政を敷き、元中9年(明徳3年、1392)には南北朝講和の舞台になったとも伝えられています。(特別展サイトより引用
背後の、華やかな桐竹文様の蒔絵を前面に施した帳台構と呼ばれる座敷飾りが印象的でした。
奥の襖を開けた先にある「剣璽の間」は、三種の神器のうち封建と神璽を保管した場所と伝えられているそうです。

 

他撮影禁止となっておりますが、五大明王像や歴代天皇の書、そして源氏に代々伝わる重宝である太刀「薄緑(膝丸)」「鬼切丸(髭切)」の同一ケースでの展示と見どころ満載の展示内容となっていました。
個人的に兄弟刀の同一ケース展示は特に楽しみにしており、実物はとても美しかったです!日本刀の中でも平安時代の刀の優美な佇まいがとても好きです(*^^*)
逸話が多く歴史も深い二振りなのでそういった面での深みもありとても感動しました。

こちらの特別展は3月16日(日)まで東京国立博物館にて開催されているので、是非興味のある方はお立ち寄りください(^^)/
ゆっくり見たい方は遅めの時間帯、夜間開館がおすすめです。(夜間開館の日程は特別展サイトよりご確認ください)

 

それではまた次回。
ご閲覧ありがとうございました。

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