こんにちは、制作部のふじなわです。
みなさま「推し」はいらっしゃいますか(‘ω’)?
私は様々推しがいるんですが今回はそんなお話です。
絵本作家のヨシタケシンスケさん、ご存知でしょうか?
「りんごかもしれない」をはじめ沢山作品を出されている作家さんなんですが
私の推しの一人がこのヨシタケシンスケさんです(*´▽`*)
とはいえ作品を集めている、とか出版されているものは全て読破している、という事はないんですが
図書館に行けばとりあえず借りられる作品は無いかなと探してみます(まぁ大体貸出中で当日借りられる作品無いんですけどね)
そんな私が衝動買いしたのが先日発売された「ヨイヨワネ」です!
はい。特装版?の「あおむけ&うつぶせBOX」を購入いたしました(`・ω・´)
ヨシタケシンスケさんが日々描いているスケッチと弱音をまとめた2冊+特別付録のセットです。
私にとって久しぶりの紙の本。ちょっとブラックな気持ちといつもながらのゆるいイラストが描かれているこちらは
さくっと読めるんですが何度でも読み返したいと思えるそんな作品でした。
色んな弱音が沢山書いてあるので、誰でもきっとその時の気持ちにぴったりハマる言葉があるはず!
なので最近ちょっと疲れちゃったな、という時にぺらっとめくって欲しい1冊です(*´ω`)
あっ、疲れてなくても面白いので、ぜひ!
そして3月も終わるので前回からの続き読書記録です
前回はこちらから
期間:1月後半~2月
かがみの孤城 辻村深月著
あらすじ:あなたを、助けたい。学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。
輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――なぜこの7人が、なぜこの場所に。
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。
君が手にするはずだった黄金について 小川哲著
あらすじ:認められたくて、必死だったあいつを、お前は笑えるの? 青山の占い師、80億円を動かすトレーダー、ロレックス・デイトナを巻く漫画家……。著者自身を彷彿とさせる「僕」が、怪しげな人物たちと遭遇する連作短篇集。彼らはどこまで嘘をついているのか? いま注目を集める直木賞作家が、成功と承認を渇望する人々の虚実を描く話題作!
辻村深月さんの作品は初めて読んだんですが、さすがメディアミックス化までされる作品だけあってラストまでずーっと面白かったです。
特に、とある事情から不登校になってしまった主人公と母親とのやりとりの描写とか、子供がいる身としては読んでてずっとヒリヒリズキズキするというか。
子供側の気持ちも分かるし母親側の気持ちも分かるし、、、という、共感しかなかったですね。
お城に集められた7人それぞれに事情があって背景もきちんと描かれているし伏線もきちんと回収されるし、読み終わった後もしばらく作品の世界観に浸っていたいなと思える作品でした。
「君が手にするはずだった黄金について」は実は営業企画の齋藤さんからおすすめして頂きました(`・ω・´)
前回私がご紹介した原田マハさんの「本日は、お日柄もよく」が齋藤さん一押しの小説だったらしく、そこから話に花が咲きおすすめをご紹介頂きました!
読み始める前に連作短篇という認識がなく、さらに序盤は登場人物の人柄とかが上手く掴めず(正直、なんだこの小難しい奴はとか思ってました←)
ハマらないかもしれないとか思ってたはずなのに、気づいたらまんまとハマってました(笑)
自分の中で通勤の電車内でしか読まないというルールを設けているので、めっちゃ良いところで最寄り駅に着いてしまった時とかは早く続きが読みたくてうずうずしてました(笑)各話にキーパーソンとなるような人が出てくるんですけど、別にみんな悪い人じゃないというか、嫌な奴でもないというか、そもそもそれは自分なんじゃないかとか、そんな事を考えてしまうけれどけして小難しい本ではないのでこちらもぜひ読んで頂きたい作品です。
以上。今回は長くなってしまいました。
ではでは、また次回。