お疲れ様です。制作の中村です。
まだ空気が乾燥するこの時期、先日、自宅のすぐそばで火災がありました。
風向きの影響で、我が家の上に火の粉が次々と降ってきて、正直なところ生きた心地がしませんでした。
今回はそのときの出来事と、火災保険や近隣火災について改めて考えたことをまとめます。
火災に気づいたきっかけ
22時近く、「何か焦げ臭い」と感じたのが最初でした。
外ではご近所の方が騒いでおり、最初は何が起きているのか分かりませんでしたが、通報している声が聞こえたため外へ出てみると、視界が霧のように白く煙に覆われていました。
この時点では炎は見えず、一面が煙だけの状態でした。
しかししばらくすると建物の上が赤く染まり、火元がかなり近い場所だと分かりました。
火の粉が自宅へ飛来
やがて火の粉がこちらに飛んできました。
延焼を防ぐため、屋外の水道からホースで外壁や屋根方向に水をかけ続けました。
ご近所の方が周囲の住宅にインターホンで知らせて回っており、また隣接する空き家への延焼の可能性についても消防へ伝えてくださるなど、地域での連携の大切さを実感しました。
消防車到着後、火は約30分ほどで見えなくなりましたが、その後も深夜まで消火活動が続きました。
翌朝の状況
翌朝、家の前やベランダには燃えカスが広範囲に落ちていました。
幸い大きな被害はありませんでしたが、乾燥した季節は小さな火の粉でも延焼の危険があることを強く実感しました。
今回の経験から、
- ベランダや屋外に可燃物を置かない
- すぐに使える場所にホースを準備しておく
- 近隣との日常的なコミュニケーションを大切にする
といった備えの重要性を改めて考えさせられました。
近隣で火災が起きた場合の火災保険
今回の件をきっかけに、「近くの家が火事になった場合、自分の家の被害はどう扱われるのか」を改めて調べてみました。
延焼被害は自分の保険で対応するのが原則
日本では「失火責任法」により、重大な過失がない限り、出火元に損害賠償責任が生じない場合が多いとされています。
そのため、近隣火災による延焼や火の粉による被害は、基本的に自分の火災保険で対応するケースが一般的です。
「火元の家が補償してくれる」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。
火災保険の補償範囲や特約内容を一度確認しておくことが重要だと感じました。
自分が出火元になった場合の対応
逆に、自宅が出火元となった場合についても考えました。
法的責任と補償
重大な過失がない場合、法律上の賠償責任は限定的ですが、
火災保険に「類焼損害補償特約」が付帯されていれば、近隣住宅への損害補償が可能な場合があります。
加入状況は保険内容によって異なるため、事前確認が必要です。
実務的な対応の流れ(一般的な例)
- 消防対応を最優先
- 保険会社へ速やかに連絡
- 被害状況の確認
- 落ち着いた段階で近隣へ謝罪と説明
金銭的な補償の話は保険会社を通じて進めるのが一般的とされています。
今回の経験から
今回の火災は幸い大きな被害には至りませんでしたが、「近隣で起きた火災が自宅にも影響する可能性」や「保険の仕組み」について具体的に考えるきっかけになりました。
火災は起こらないことが一番ですが、乾燥する季節は特に、日頃の備えと保険内容の確認が重要だと感じた出来事でした。
それではまた次回。
