こんにちは。
オシダです。
突然ですが…
▼できあがった資料をお渡しするとき
「こちらが資料になります」
▼事務所の場所をお伝えするとき
「事務所は2階になります」
ついクセで言ってしまうこともあるかと存じますが、これらの「~になります」は、使い方が間違っているのです。
今回は、正しい使い方や言い換えについて紹介いたします。
「~になります」の使い方
まず、「~になります」は、状態の変化を表すときに使用します。
正しい使い方と間違った使い方を見ていきましょう。
「こちらが資料になります」
(現在資料ではないが)今後資料になるとき→〇
できあがった資料をお渡しするとき→×
“こちらが(現在資料ではないが)今後資料になります”という意味ですと正しい使い方です。
しかし、”できあがった資料をお渡しするとき“は、以下の言い換えが適切です。
💡言い換え
できあがった資料をお渡しするとき
「こちらが資料です(でございます)」
続いて…
「事務所は2階になります」
(事務所がその場所にない状態で)事務所の予定場所を指すとき→〇
事務所の場所をお伝えするとき→×
シンプルに事務所の場所をお伝えするときは、以下の言い換えが適切です。
💡言い換え
事務所の場所をお伝えするとき
「事務所は2階です(でございます)」
以上のように、
「~になります」を言い換えるときは
「~です」「~でございます」を使います。
また、状態の変化を表すときの他に、
結果として役割を表すときにも使用します。
(例:励みになります)
まとめ
「~になります」
→正しい使い方は
・状態の変化を表すとき(例:係長が課長になります)
・結果として役割を表すとき(例:参考になります)
上記以外で丁寧な言葉として「~になります」を使用したいときは
「です」「でございます」に言い換える
間違った使い方もコンビニや飲食店で馴染みがあるかもしれませんが、正しい使い方としては以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました🌷