こんにちは。
押田です。
仕事中、メールやチャットなどで使用頻度の高いフレーズといえば
「よろしくお願いいたします」
ではないでしょうか。
以下を使用される方もいらっしゃるかと存じますが
↓ ↓ ↓
「宜しくお願い致します」
「宜しくお願いいたします」
「よろしくお願い致します」
自分が相手にお願いするシチュエーションで
より相応しいのは
「よろしくお願いいたします」です。
解説
- 「宜しく/よろしく」
常用漢字表で「宜」の読み方は、音読みの「ギ」のみです。
「宜しく」は当て字なので、公用文ではひらがなの「よろしく」を使用します。
➡「宜しく」は慣習的に使用されている表記なので間違いではありませんが、正式な文章では使用しません。
そのため、ビジネスメールやチャットでも「よろしく」と表記した方が適切です。
- 「致します/いたします」
「致す」と「いたす」ですが、それぞれ別の意味があります。
漢字の「致す」
・ 通常の動詞
・ 「そこまで到達させる」「至らせる」「全力で行う」という意味
ひらがなの「いたす」
・「する」の謙譲語
「いたす」+丁寧語の「ます」
→補助動詞
公用文では、補助動詞は原則ひらがなで表記することが定められています。
➡自分が相手にお願いするシチュエーションでは
「お願いいたします」とひらがなで表記した方が適切です。
最後までお読みいただきありがとうございます🌷