こんにちは。
押田です。
以前、句読点について書きました。
→ 「句読点」どちらが句点?読点?【分かりやすい画像付き!】
今回は、意外と盲点?な句読点とかっこ()「」について、まとめます。
「句読点の付け方は様々だな」と思っていたのですが、その理由になるであろう事実を最後に記述しておりますので、ぜひご覧ください。
~基本的なルール~
かぎかっこ「」の前後に読点は不要
× 友人は、「お祝いしよう」と言った。
○ 友人は「お祝いしよう」と言った。
かぎかっこ「」の文末に句点は不要
× 友人は「新宿御苑前駅で待ち合わせよう。」と言った。
○ 友人は「新宿御苑前駅で待ち合わせよう」と言った。
例外①
かぎかっこ「」が2文以上の場合、1文目のみ句点が必要
○ 友人は「お疲れさま。明日は新宿御苑前駅で待ちあわせよう」と言った。
例外②
かぎかっこ「」の前に主語があり、それを受ける述語が省略されている場合、かぎかっこ「」の後ろに句点が必要
○ 友人からのメッセージ「本当に頑張ったね」。その優しさが嬉しかった。
まるがっこ()の中の文に句点は不要
× (まとめサイトで比較した。)
○ (まとめサイトで比較した)
例外①
まるがっこ()の中の文が部分的な注釈の場合、まるがっこ()の後ろに句点が必要
○ 口コミが良い工務店をピックアップした(東京都内で検索)。
例外②
まるがっこ()の中の文が全体的な注釈・筆者名などのクレジットの場合、まるがっこ()の前に句点が必要
○ より少ないことは、より豊かなこと。(ミース・ファン・デル・ローエ)
これらのルールは、新聞や書籍といった一般的な文章で使用されています。
教科書では、かぎかっこ「」の文末に句点が打たれている場合もあります。
例→「ありがとう。」
※「だから人によって使い方が違うのか!」と納得しました。
最後までご覧いただきありがとうございます🌼